コラム
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こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。
歯をケガする人は意外に多く、2018年に全国2,345の歯科医院で行われた調査でも、歯を喪失する原因として「破折」が第4位となっています。
ケガをした後に自己流で対処したり、放っておいたりすると歯へのダメージが大きくなり、将来、歯を失う、きちんと噛めなくなるという恐れがあります。
今回は、歯をケガした時の対処法をお話しします。
どのように対処したらよいのかを知り、ご自身やご家族が歯をケガした時に、慌てず落ち着いて行動できるように備えておきましょう。
歯が抜けたときは、「時間が勝負」ともいわれます。
なぜなら、ケガをしてから歯医者で処置をするまでの時間が短いほど、歯を元の位置に戻す「再植」治療の経過がよくなるからです。
再植のために大切なことは次の3つです。
できれば、30分以内に歯医者で処置を受けましょう。
歯の根は「歯根膜」という、薄い繊維質の組織におおわれています。
この歯根膜が生きているうちに処置をすると経過がよいため、歯根膜にはできるだけ触れないようにしましょう。
抜けた歯は、冷たい牛乳などに浸して歯医者へ持参しましょう。
保存方法は、牛乳以外にも以下の方法があります。
保存方法とタイムリミットを紹介します。
●【専用保存液】約24時間
●【牛乳(できれば無・低脂肪牛乳)】約6時間
●【口の中(ほっぺの内側、舌の下)】約1時間
●【生理食塩水】約1時間
●【水道水】30分以内
(出典:神奈川歯科医師会 Oral Health Online より)
何かにぶつけたり、転んだりした後に歯がグラグラするときは、できるだけ早めに歯医者を受診することをおすすめします。
見た目はなんともないのに噛むと痛いときも、レントゲン撮影で詳しく歯の根の状態を確認する必要があります。
グラグラしている歯を触ったり、動かしたりしないようにし、お子さんの場合は、歯が抜けて飲み込まないように気を付けましょう。
この他にも歯が欠けた、歯がずれたなどの何らかのダメージがあった場合、見た目に変わりがなくても時間が経つにつれて、変色したり、歯ぐきが腫れてきたりすることもあります。
対応が遅れると、抜歯を避けられなくなることもあるのです。
歯をケガしたときは、早めに歯医者を受診することをおすすめします。
慎デンタルオフィス豊田は、豊田駅南口より徒歩2分とアクセスもよく、土・日・祝も診療しています。
突然のケガでお急ぎの方は、まずはお電話でご連絡いただけますようお願いいたします。