コラム
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こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。
「歯磨きを毎日しっかり行っているのに、なぜ虫歯になるの」
このように、思ったことはありませんか。
現代の日本で、歯磨きをまったくしないという人は少ないでしょう。
にもかかわらず、虫歯や歯周病はなくなりません。
なぜでしょうか。
じつは、ご自宅での歯磨きだけでは、どうしても取りきれない汚れがあるのです。
歯科で行う「PMCT」は、取り除けなかった汚れを、1本1本徹底してクリーニングします。
予防歯科で行う処置の一つであるPMCTは、虫歯や歯周病予防に効果的です。
PMCT(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、清掃効果の高い歯科用器具を用いた、歯科医師や歯科衛生士によるクリーニングのことです。
歯磨きの磨き残しで蓄積した歯垢や歯石を、専用の器具で取り除きます。
また、普段の生活でついた着色汚れを落とし、最後にフッ素を塗布して歯を強化します。
歯磨きが苦手な人、シニアの方で磨き残しが気になる人、つめもの、かぶせ物がお口の中にたくさんある人にもおすすめです。
歯垢や歯石とは、どういったものなのでしょうか。
歯垢は、バイオフィルムとも呼ばれます。
食べ物のカスに細菌が繁殖すると、ネバネバとしたかたまりになります。
これが、歯垢です。
歯垢は食後約8時間でできるといわれています。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「プラーク/歯垢」 より)
歯と歯の間、歯と歯ぐきの間、つめもの、かぶせ物との境目など、歯ブラシの毛先が届きにくいところに歯垢はたまりやすいです。
歯石は歯垢が石灰化し、石のように固くなったものです。
磨き残した歯垢は、約2週間で歯石へ変化します。
歯石は歯磨きでは落としきれないため、歯医者で落とす必要があります。
取り残された歯石や歯垢には細菌が付きやすく、放置すると虫歯や歯周病の原因となるのです。
歯を失う大きな原因である虫歯や歯周病。
その原因となる細菌は、歯垢の中に存在します。
歯垢の中には、1㎎中、約1億個以上もの細菌がいるのです。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「プラーク/歯垢」より)
歯垢は、毎日の歯磨きや歯間の清掃できれいにすることが大切です。
ですが歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスを使用して念入りに歯を磨いても、どうしても何割かの磨き残しができてしまいます。
この何割かの磨き残しをPMCTで徹底的に除去することで、歯を失う大きな原因である虫歯や歯周病を予防できるのです。
日野市の慎デンタルオフィス豊田では、定期的なメンテナンスが重要だと考えています。
予防を通して、「いつまでも自分の歯でおいしく食事ができる人生」をサポートします。