コラム
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こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。
今回は、虫歯と歯周病がどう違うのか、それぞれが生じる過程や予防法について解説します。
虫歯は細菌が歯を溶かす病気です。
虫歯菌が糖分をもとに歯垢(プラーク)を形成して歯の表面に付着し、つくりだした酸で歯を溶かします。
歯垢に含まれている虫歯や歯周病の原因となる細菌の数は、1mgあたり1億個以上にものぼるといわれています。
参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病とは-歯周病の原因」 >
歯磨きで歯垢を落とすのが予防の基本になりますが、磨きにくい部分は人によって異なるため、歯科医師や歯科衛生士から、お口に合わせたアドバイスを受けると効果的です。
「どの部分に歯ブラシをどのように当てて使うべきか」といった、お一人お一人のお口の状態に合わせた歯磨き指導を受けることで、磨き残しをグンと減らすことができます。
また、デンタルフロスや歯間ブラシを取り入れることでも歯垢除去率を大幅に減らすことができます。
歯磨きの際の歯垢除去率に関しての報告を見てみましょう。
●歯ブラシのみ:歯垢除去率61%
●デンタルフロス併用の場合:歯垢除去率79%
●歯間ブラシ併用の場合:歯垢除去率85%
参照:神奈川県「今日からはじめるすき間ケア~毎日の虫歯・歯周病対策~」 >
つまり、歯ブラシだけの歯磨きではまだまだ磨き残しがあるので、デンタルフロスや歯間ブラシを併用するのが有効なのです。
歯周病は、お口の中だけでなく内科的(全身の健康)にも悪影響をおよぼす病気です。
病気の始まりは、歯と歯ぐきのすき間で繁殖した菌が歯の周辺組織に炎症を起こすことです。
菌は毒素を持ち、血管に入り込むことで、全身にも悪影響を与えます。
そして、下記のような症状や、全身の病気の発症・悪化につながるのです。
●糖尿病
●心疾患
●慢性腎臓病
●呼吸器疾患
●骨粗鬆症
●関節リウマチ
●悪性新生物(がん)
●早産
●低体重児出産
参考:厚生労働省e-ヘルスネット「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」 >
歯周病は、かかりはじめを自覚しづらい病気ですので、気づいたときにはかなり進行していた、という状態に陥りがちです。
それを回避するためには「早期発見」が望まれますので、「定期検診」を受けるといいでしょう。
【慎デンタルオフィス豊田】では、お口の中を衛生的に保つための専門的な器具を導入してます。
●エアフロー
歯科クリーニング専用の磨き粉をジェット水流で歯に吹き付ける機器で、歯垢や歯石を除去してお口の中をすっきり清潔に保ちます。
●歯周病検査
歯周ポケットの中を計測し、病気の有無を調べます。
お口の病気もほかの病気と同じく、早期発見・早期治療は効果的な対策になります。
そのためには、定期的な歯医者での検査が必要なのです。
【慎デンタルオフィス豊田】は、豊田駅から徒歩2分、専用駐車場も完備しており、WEB予約も可能など通いやすい工夫をしている歯医者です。
お口に関することで気になることが、あればどのようなことでもご相談ください。