コラム
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こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。
皆様、お子様の歯の健康でお悩みではありませんか?
「歯が生え始めるまでの乳幼児の間に、予防のためにできることはないの?」
そうお考えの方に、今回は乳幼児に虫歯ができてしてしまう理由と、それを防ぐ方法を解説します。
乳幼児の歯は、虫歯に対しては非常に抵抗力が低いのです。
その理由は、
●生え始めなので柔らかく、「石灰化」して硬くなるまでには2~4年かかる
●溶けた歯の表面が唾液の働きで元に戻る「再石灰化」の力も低い
という点にあるのです。
歯磨きを覚えた子どもでも、小窩裂溝(しょうかれっこう:臼歯にできるくぼみ)へ歯ブラシが届かないことが多くあります。
学童期の子供にできてしまった虫歯。
その発病箇所のうち、8割がこの小窩裂溝だとの報告もあるほどです。
子どもの歯磨きの後は大人がチェックし、仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう。
参照:厚生労働省e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」 >
虫歯になりやすい習慣は、「甘いものを時間をきめずに延々と飲食すること」です。
乳幼児の場合は、哺乳瓶でジュースを与えることがこれにあたります。
虫歯菌は糖分を元に繁殖し、歯を溶かすのです。
哺乳瓶を与えておくと甘いものを長時間かけて飲むことになるわけですから、虫歯菌に栄養を与え続けることになり活発化させてしまいます。
歯が生え始めたら、コップで飲むように徐々に切り替えていきましょう。
「歯磨きを覚えても、磨き残しがちで虫歯になってしまう……」
そのようなお悩みに対しては、フッ素塗布が効果的です。
歯へ塗り付けることで、以下のような効果が期待できます。
●虫歯菌による酸への抵抗力が増す
●歯の再石灰化が早まり再生力が増す
●プラーク内の菌による酸の生産を抑える
参照:厚生労働省e-ヘルスネット「フッ化物利用(概論)」 >
虫歯治療といえば、歯を削るものというイメージありますが、【慎デンタルオフィス豊田】では、ごく初期の虫歯に対してはフッ素を用いての治療(フッ素塗布やシーラント)を行っています。
治療した虫歯の再発を防ぐためには、ただ虫歯を削るだけではなく、正しい歯の磨き方を身に着け、歯科での専門的なクリーニングによる歯石除去で原因菌の活動を押さえる必要があります。
【慎デンタルオフィス豊田】がサポートしますので、お子様の歯の健康をご一緒に守っていきましょう。