検査
正確な検査なくして、適切な治療はありえません。当院では様々な検査法を用いて、口腔内の状態を把握致します。
唾液検査
当院では多項目・短時間唾液検査システム Salivary Multi Test(SMT)を採用しています。
お口の健康状態に関する6項目の唾液因子「虫歯菌」「酸性度」「緩衝能」「白血球」「タンパク質」「アンモニア」を測定して、その結果をフィードバックし、患者様と共有致します。
SMTは患者様とのコミュニケーションにご活用し口腔健康への意識向上や、口腔衛生指導のスムーズな理解につなげるツールとして非常に有用です。
患者様一人一人のお口の状態をしっかり把握して、個々の予防プログラムに基づく定期的なメンテナンスを実施する「予防歯科」を当院では推奨しています。
口腔内写真
歯や歯茎の色、歯の裏側や奥歯など、普段見えづらいところまで、ご覧いただきます。
レントゲン写真
歯や歯を支える顎の骨の状態を調べるのに有効です。肉眼では確認しにくい虫歯や歯周病の状態を判断できます。
当院ではVeraviewepocs
X700+3D(モリタ)を導入し、パノラマ撮影、セファロ撮影、CT撮影が可能です。最初に行う検査として最も頻度の高いパノラマ撮影においてはAFP(全顎自動焦点補正)機能を搭載し、全域に渡ってフォーカスの合った画像により正確な診断が可能です。
歯周病検査
歯周病の有無を診るために歯周ポケットの深さをミリ単位で測定する検査です。
クリーニング
スケーリングとルートプレーニング
スケーラーと呼ばれる器具を使用して、主に歯の表面の歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去する処置(スケーリング)を行った後、歯周ポケット内部の歯石や歯根表面の汚染されたセメント質を除去し、歯の根(root)を硬く滑らかに(plane)にする処置(ルートプレーニング)を行います。
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
歯科衛生士が専門の機器を使用して歯のクリーニングを行う処置です。日頃のブラッシングでは落としきれない歯石などを、歯科医院にて除去します。
治療の流れ
- ①検査
- ②検査結果をもとにした
予防プランや処置の説明
- ③虫歯や歯周病の処置
および予防するための施術
- ④定期メンテナンス
『痛くなってから、腫れてから』では結果として、通院回数や費用がかかってしまいます。ぜひ、日頃の定期メンテナンスで御来院ください。