コラム
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こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。
スポーツマウスガードはスポーツマウスピースとも呼ばれ、スポーツの衝撃から歯やお口の中のケガを防護します。
1892年(明治25年)ごろ、ロンドンで開発されたスポーツマウスガードは、日本では1925年(大正14)年に初めて製作されました。
これ以前は、ボクシングの試合でもマウスガードを使用せず、歯や顎の骨を折ったり、脳への障がいを起こしたりして死亡するケースもあったようです。
スポーツマウスガードは、衝撃から歯を守ることはもちろん、集中してプレイできることでパフォーマンスの向上も期待できます。
今回は、スポーツマウスガードのメリットについてお話しします。
食事の時に奥歯にかかる力は、健康な成人男性でおよそ10〜20㎏です。
グッと噛みしめた時は平均で59㎏、最大では100㎏もの力がかかるといわれています。
スポーツマウスガードを装着することで、おもに3つのメリットがあります。
選手本人、味方選手、対戦選手をダメージから守ります。
スポーツ中は、どれほど気をつけていてもボールが当たったり、選手同士でぶつかったりと常にケガと隣り合わせです。
お口の中は柔らかい組織が多いので、スポーツマウスガードを使用することで選手自身のお口の中を守り、症状を軽減します。
また、他の選手との衝突時に歯が凶器となってしまうことも。
選手自身の歯で、他の選手の顔や目、頭部などを傷つけるリスクを軽減します。
かみ合わせが均等になることで、体幹の安定につながります。
研究段階ですが、顎の揺さぶりを防ぐことで、激突時の脳しんとうを予防するのではないかといわれています。
歯医者では、お一人お一人の歯並びに合わせ歯型をとります。
違和感が少ない、発音がしやすい、しっかり噛みしめることができるなどが特徴です。
また、選手の発育状況や、参加するスポーツ種目の情報も考慮しながら製作します。
自費診療で市販のマウスガードよりも費用負担は大きいですが、安全性は高いといえるでしょう。
日本でスポーツマウスガードの着用が完全義務化、または、一部義務化されている種目は、ボクシング、ラグビー、空手などです。
楽しむためのスポーツで歯が抜けてしまったり、他の選手に大ケガを負わせてしまっては大変です。
当たり前ですが、永久歯を破損してしまえばもう二度と生えてきません。
全力でスポーツを楽しむためにも、スポーツマウスガードを装着することをおすすめします。
日野市の慎デンタルオフィス豊田の院長は、マウスガードの製作技工能力に優れることを
学会が認めた「日本スポーツ歯科医学会認定マウスガードテクニカルインストラクター」です。
スポーツマウスガード製作をお考えの方は、ぜひ一度、慎デンタルオフィス豊田にご相談ください。