口臭の6割は舌の汚れから！？気になる口臭をセルフチェックする方法とは

こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。

口臭の約6割は、舌の汚れである「舌苔（ぜったい）」が原因といわれています。

口臭は自分では気が付かないこともあるため、とても気になりますよね。

今回は、口臭の原因であり、虫歯や歯周病のリスクも高める「舌苔」と対策法についてお話しします。
口臭セルフチェックもありますので、ぜひ試してみてください。

口臭の原因である舌苔とは

　
鏡の前でベーっと舌を出した時に、舌の表面が白っぽくなっていることがあります。
これが舌苔です。

舌苔は、舌の汚れや細菌が蓄積したもので、口臭の原因となるガスを発生させます。
薄く舌苔が付着している場合は、異常ではありませんが、かぜなどの体調の不良や、免疫力の低下など、さまざまなことが原因で舌苔が厚くなることがあります。

そのようなときは、もしかしたら口臭が強くなっているかもしれません。

舌苔が厚くなるおもな原因は、

・【お口の中の清掃が不十分】汚れや細菌が舌の溝に溜まりやすい。
・【口呼吸】お口の中が乾燥し、舌の汚れが残りやすい。
・【唾液の減少】お口の中を洗い流す働きや、殺菌効果が弱められる。
などです。

舌苔をそのままにしておくと口臭だけではなく、細菌が肺に入りこんで引き起こされる誤嚥（ごえん）性肺炎のリスクも高めます。

お口の臭いは、誰にでも多少はあるものです。
他の人の不快にならない程度であれば、神経質にならなくても大丈夫です。

以下の4項目でチェックしてみましょう。

鏡で舌の色を見てみましょう。
舌の表面が白っぽくなっていませんか？
口臭がない人でも舌苔はありますが、いつもより白さが強くないか観察しましょう。

コップ、もしくはビニール袋などにフーっと息を吹き込み、一旦閉じて1、2秒待ってから臭ってみましょう。

手を洗った後の指で、舌や歯ぐきをやさしく触って臭いをかいでみましょう。
歯間清掃後のデンタルフロスも、口臭の判断に利用できます。

市販のチェッカーは、客観的に数値で確認できます。

舌苔は、舌専用のブラシで優しく、3回ほどなでるように奥から前へ一方向にこすります。
1日1回、朝食後、歯磨きの前に行うのがおすすめです。

ごしごしこする、１日に何度も行う、歯ブラシを使用するなどはかえって舌を傷つけてしまうので避けましょう。

また、舌苔は異常な病気ではないので、歯医者での治療は必要ありません。
ですが、中には虫歯や歯周病などの病気が潜んでいることもあるので、口臭が気になるときは歯医者で一度相談しましょう。

日野市の慎デンタルオフィス豊田は、JR豊田駅南口から徒歩2分とアクセスもよく、土・日・祝も診療しています。
他の人に相談しづらいお口の臭いでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。