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お知らせ|慎デンタルオフィス豊田|日野市豊田駅から徒歩2分の歯医者・歯科

コラム

Column

歯周病は「万病のもと」といわれる理由は?歯周病と全身の病気の怖い関係について

こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。

  

歯周病は、日本の生活習慣病の一つです。
日本では、40歳以上の約8割が歯周病で、誰でもかかる可能性のある病気だといえますね。

  

(出典:日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020「歯周病 歯周病とはどんな病気ですか」より)

  

歯周病は、放置すると歯を失うこともあります。
ですが、怖いのは歯を失うことだけではなく、じつは、歯周病になることで全身にさまざまな影響があることが近年報告されているのです。

  

今回は、歯周病が全身に与える影響についてお話しします。

  

  

歯周病と全身の病気に関係があるのはなぜ?

歯周病は、歯周病の原因である細菌のかたまり「歯垢」により起こります。
歯磨きで磨き残しがあると、歯垢が徐々に歯と歯ぐきの境(歯周ポケット)に増えていきます。

  

時間とともに、歯垢は歯石へと変わります。
歯磨きでは落としにくい、石のように固くなった歯石の中は、じつは細菌にとって大変棲みやすく、居心地のよい環境なのです。

  

細菌は歯石の中で毒素を出しながら増殖し、歯周ポケットの奥へ奥へと進行します。
歯医者でクリーニングをせずにそのままにすると、細菌や毒素が血管を通して血流にのり、全身をめぐって悪影響を引き起こします。

  

  

歯周病でさまざまな病気のリスクが高まる

歯周病菌の影響で、血管が硬くなる「動脈硬化」や、血のかたまりである「血栓」ができやすくなります

  

動脈硬化や血栓により、心臓に血液を送る血管が狭くなると「狭心症」、詰まると「心筋梗塞」、脳の血管が詰まると「脳梗塞」を起こすのです。

  

また、心臓の弁や内膜に歯周病菌が入ると、心臓の内部で炎症を起こす「感染性心内膜炎」を起こす恐れがあります。

  

心臓や脳以外にも、歯周病菌が肺に入ると誤嚥(ごえん)性肺炎、歯周病菌の影響によりインスリンの働きが弱められると糖尿病、その他、早産(37週未満)、低体重児出産(2500g未満)などのリスクが高まることがわかっています。

  

最近では、関節リウマチ、慢性腎臓病、肥満、認知症などさまざまな病気とも歯周病は関係があると考えられています。

  

これらのことからも、まさに歯周病は「万病のもと」といえるでしょう。

  

歯周病は痛みがなく、静かに進行します。
歯ぐきからの出血や腫れなど気になることがあれば、すぐに歯医者を受診しましょう。

  

ですが、一番よいのは歯周病になる前に予防すること。
歯医者での定期的なクリーニングは、歯周病予防に大変効果的です。

  

(慎デンタルオフィス豊田の予防歯科・クリーニングはこちら)

  

  

  

日野市の慎デンタルオフィス豊田では、お一人お一人のお口の中の環境をしっかり把握して適切に治療ができるよう、事前に唾液検査などさまざまな検査を行います。

  

また、JR豊田駅南口から徒歩2分で土・日・祝も診療していますので平日がお忙しい方にも大変通いやすい歯医者です。
定期的なメンテナンスをご希望の方は、お気軽にご相談ください。

  

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