コラム
Column
コラム
Column
こんにちは。
日野市のJR豊田駅南口から徒歩2分の歯医者「慎デンタルオフィス豊田」です。
健康寿命とは、「健康上の問題で、日常生活に制限がない期間」のこと。
つまり、介護などが必要なく、自立して生活できる健康な状態にある期間です。
2019年の調査では、日本の「平均寿命」は男性81.41歳、女性87.45歳で、「健康寿命」は男性72.68歳、女性75.38歳でした。
男女ともそれぞれ、約10年間の差があることがわかります。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「平均寿命と健康寿命」より)
健康寿命を延ばすためには、バランスのよい食事を摂ることが大切ですね。
そして、楽しみながら食事をするためには、よく噛める歯とお口の中の健康が重要です。
今回は、噛める歯を持つメリットと健康寿命についてお話しします。
噛むことで身体によい影響があることを、わかりやすくした標語「ひみこのはがいーぜ」をご紹介します。
噛むことで満腹中枢が刺激される。
唾液が増え、食べものの味を感じやすくなる。
口周りの筋肉が鍛えられ発音がはっきりできる。
脳細胞の働きを活発にし、記憶力の向上につながる。
唾液がたくさん出て、虫歯や歯周病を予防する。
唾液中の酵素の働きで、発がん性の物質を弱める。
よく噛み砕くことで、消化されやすくなる。
歯をしっかり食いしばることで、力を発揮できる。
このように、よく噛むこと、噛める歯を持つことは多くのメリットがあります。
日本では、「何でも噛んで食べられる」人は、70歳代で3分の2強、80歳以上になると半数に減ると報告されています。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット 「速食いと肥満の関係食べ物をよく『噛むこと』『噛めること』歯を失うと『噛めない』』状態になる」より)
なぜ食事を楽しめない人が増えるのでしょうか。
その理由の一つに、年齢を重ねると歯を失ってしまう人が多くいるからだと考えられています。
しっかり噛んで楽しく、美味しく食事をするために、健康な歯を失わないことが大切ですね。
歯を失う大きな原因は、虫歯と歯周病です。
歯を失うと歯ごたえのある食べもの、たとえば肉類や野菜などを避けるようになり、タンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維など多くの栄養素が不足しがちです。
また、摂取する総エネルギー量も、十分に噛める人に比べると低くなることもわかっています。
虫歯や歯周病は初期には気がつきにくいので、定期的に歯科で検診を受け、予防することが大切です。
ずっと健康で生活するために、噛める歯と健康なお口の環境を維持しましょう。
日野市の慎デンタルオフィス豊田では、詳しくお口の中の環境を知るために、唾液検査や歯周病検査、肉眼ではわかりにくい虫歯や歯周病を確認できるレントゲン写真での検査を行っています。
また、クリーニングとして歯科衛生士によるPMCTも実施していますので、定期的なメンテナンスをご希望の方はお気軽にご相談ください。